たとえば、ご飯(白米)をたくさん食べる人と食べない人とでは、体の代謝機能がどう違うかを比較してみます。
ご飯をたくさん食べると、エネルギーが十分に補われます。すると胃や腸などの消化器官が活発に働いて、新陳代謝がさかんに行われる体になります。
その結果、やせるのです。
そのメカニズムは難しくありません。
つまり、代謝機能がよい人は、たくさん食べても消化吸収がよく、排泄機能も働くので、太らないのです。
こういう体のメカニズムを知らない昔の人は、ご飯をたくさん食べる人のことを「やせの大食い」といいました。
やせの大食いは、ダイエット理論にかなった、適切な表現だったのです。
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